知っておきたいITの注意点

勤務先の病院が紙のカルテを使っているというところもまだまだあると思いますが、半分以上の看護師さんは電子カルテを導入している病院で働いていると思います。さらに厚生労働省は大規模な病院に対して2020年には90%以上の電子カルテ普及率を目指しています。そのため病院のIT化はどんどん進んでいくと予想されます。しかしそれは同時に新たな注意点が出てくることにもなりますので、IT化が進んでいる医療の現場で働く看護師の皆さんに注意点を紹介します。
適切な情報漏洩対策が必須
これからの時代、病院を経営していくには情報漏洩対策は必要不可欠となっていきます。病院が扱う個人情報は、医学研究の目的や、治療をスムーズに行ったり質の高い医療を提供するために使われ、さらに医療施設間での情報共有をしやすくするためにマイナンバーの情報も取り扱います。かなりデリケートな内容の個人情報を取り扱っていることに加えて、電子カルテの普及に伴ってデータの電子化が進んでいることからも、マルウェア攻撃などによる情報漏洩のリスクについて適切かつ最善の対策を行うことが必要不可欠です。
SNSの使い方に気を付ける
SNSは使い方によっては大きなトラブルに巻き込まれてしまうことがあるので、慎重な使い方をしなければなりません。こういったことは理解して使っていると思っていても意外とできていない人が多く見受けられます。本当に些細なことから大きなトラブルになるという危険性を理解しているつもりでも、投稿を続けていくうちに徐々に危機感は薄くなってしまいます。SNSの使い方を間違えてトラブルにならないように今一度注意点を確認しておきましょう。
PCスキルに悩む看護師に読んでほしい記事
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SNSの使い方に気を付ける
SNSは使い方を間違えると思いがけないトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。危険な使い方をしていないか一度注意点を振り返って確認してみてください。
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なぜ必要なのか
病院のIT化は進んでいますがこれからもさらに進んでいくことが予想されます。医療従業者の看護師も同様にIT化された設備を使用するためのPCスキルは必要となります。